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Macで内部音声を録音する方法(追加設定不要)

Macの画面収録をするときにMacの内部音声も一緒に録音したいと思ったことはありませんか?多くのMacユーザーが検索などを通して知ることになるのが、QuickTime Playerではシステム音声(内部音)を録音できないという事実です。

Macで内部音声を録音する方法
Macで内部音声を録音する方法

「BlackHole」や「Loopback」といった仮想オーディオデバイスを使えば録音自体は可能ですが、設定が複雑で、macOSのアップデート後に動作しなくなるケースもあります。

もっと簡単で安定してMacの内部音声を録音する方法はないのか?
その答えを、この記事でわかりやすく解説します。

Macで内部音声を録音できない理由と、最も簡単な解決策

macOSはセキュリティとプライバシー保護のため、アプリがシステムの出力音(内部音)を直接録音することを標準では禁止しています。そのため、通常は「BlackHole」などの仮想オーディオドライバをインストールし、音声を一度「仮想マイク」に経由させて録音する必要があります。ただし、この方法は初期設定が煩雑で、macOSのバージョンアップ時に再設定が必要になることも多いです。

そんな中、もっと手軽な方法がBandicam for Macを使って画面収録と内部音声を録音するやり方です。

BandicamはWindowsの画面録画ソフトとして知られていますが、実はMac用のBandicam for Mac画面録画ソフトもリリースされており、追加のプラグインや仮想ドライバを使わずに、内部音声を直接録音できるよう設計されています。つまり、面倒な設定なしで、「Macのシステム音」や「ゲーム音」「動画の音声」などをそのまま高音質でキャプチャ可能です。

Bandicamと他ツールの比較

特徴BlackHole / LoopbackBandicam for Mac
システム音の録音プラグインが必要✅ 内蔵機能のみでサポート
システム音 + マイク音手動設定が必要✅ クリックのみで同時録音可能
設定にかかる時間10~15分✅ 1分
macOSアップデート時再設定が必要となる可能性が高い✅ 常に安定して利用可能
難易度初心者にはかなり複雑✅ 初心者でも簡単

1. BandicamでMacの内部音声を録音する方法(追加設定なし)

Bandicam for Macは、Macのシステム音声を直接録音できる数少ない画面録画ソフトです。
追加のプラグインや複雑な設定は一切不要で、アプリを起動するだけで内部音声を録音可能です。

  1. Bandicam for Macをインストールする
    App StoreからBandicamをダウンロードし、インストールします。
  2. 録音対象の音声ソースを選択する
    Bandicamを開き、スピーカーのアイコンをクリックし、有効にします。自分の声も一緒に録音したい場合は、マイクのアイコンをクリックし、有効にします。マイクが複数ある場合は、設定→「ビデオ」タブ→「マイク入力」でマイクデバイスの選択が可能です。内部音声の録音とマイク音の録音を有効にする
  3. 録画モードを選択して録画を開始する
    「選択したエリア」「全画面」「ウインドウ」「Webカメラ」の中から録画したいモードを選びます。Bandicam for Macで録画モードを選択する
  4. 録画を開始する
    「REC」ボタンをクリックします。RECを押して全画面録画を開始する
  5. 録画を停止する
    録画を終了すると、録画したビデオファイルのリストが自動で開き、再生、編集(トリミング)、音声抽出、共有などのメニューが利用可能になります。音声だけ抽出してM4Aファイルで保存も可能

2. 仮想ドライバでMacの内部音声を録音する方法

QuickTimeでシステム音を録音するには、BlackHoleのような仮想オーディオドライバを使う必要があります。
これは、Macの出力音声を仮想入力としてルーティングし、録音ソフトからマイク入力として取り込む仕組みです。

BlackHoleを使う場合の設定手順は以下の通りです。

  1. 公式サイトからBlackHoleをダウンロードし、Macにインストールする
  2. 「Audio MIDI設定」で「+」、「複数出力装置を作成」の順にクリックする複数出力装置を作成する
  3. 「Macのスピーカー」と「BlackHole」にチェックを入れるMacのスピーカーとBlackHoleを選択する
  4. Macのシステム設定で「サウンド」を開き、出力を「複数出力装置」に設定する複数出力装置を出力デバイスとして設定する
  5. QuickTime Playerで「マイク」に「BlackHole」を指定して収録を開始する

この方法で内部音声を録音できますが、設定が煩雑でアップデート後に不具合が起きやすいのが難点です。安定性と手軽さを重視するなら、Bandicam for Macの録音機能をおすすめします。

3. よくある質問(FAQ)

Q. QuickTimeでMacの内部音声を録音できますか?
A. できません。QuickTimeはマイク入力のみ録音可能です。システム音を録音するには、BandicamやBlackHoleなどのツールが必要です。

Q. BandicamはBlackHoleやSoundflowerをインストールする必要がありますか?
A. いいえ。Bandicam for Macは標準機能で内部音声を録音できます。

Q. 無料でMacの内部音声を録音する方法はありますか?
A. BlackHoleを使えば無料で可能ですが、設定が難しく不安定です。Bandicam for Macならより簡単・安定した録音が可能です。

Q. Bandicam for Macには画面を録画せずに音声だけ録音する機能はありますか?
A. いいえ、Bandicam for Macには音声だけ収録する機能はありませんが、画面収録のあとに、音声抽出機能を使って、音声のみをM4Aファイルで保存できます。

4. まとめ

macOSはセキュリティの関係で、アプリがシステム音を直接録音することを制限しています。そのため、BlackHoleやLoopbackのような仮想オーディオドライバを使う必要がありますが、設定が複雑でトラブルも多いです。

Bandicam for Macなら、これらの手間を一切かけずに、内部音声とマイク音声を同時に高品質で録音可能。
「Macで音声付きの画面録画をしたい」「内部音声だけ録音したい」という方に最適な、最もシンプルで安定した解決策です。

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