- キャプチャーしたときの音が小さすぎる、あるいは聞こえない。
システムのサウンドの設定によっては音声が録音されない、あるいは録音された音量が小さすぎる現象が発生します。
この問題を解決するには下記の設定を行う必要があります。
1. タスクトレイの[スピーカー]アイコンを右クリックして[ボリュームコントロールを開く]を選択します。
Windowsの[スタート]ボタン→[設定]→[コントロールパネル]→[サウンドとオーディオデバイス]→[音量]タブと順に選択し、デバイスの音量の[詳細設定]からでも[ボリュームコントロールを開く]を実行することができます。
2. [ボリュームコントロール]画面で[プロパティ]を選択します。
3. [音量の調整]で[録音]を選択し、[表示するコントロール]のうち[ステレオミキサー]を選択した後、[OK]ボタンを押します。
[ステレオミキサー]がリストにない場合は、[Stereo Mix]、[WAVE出力ミックス]、[What U Hear]、[ステレオアウト]、[Stereo Out]、[Mixed Output]、[Post-Mix]、[Loop Back]、[SUM]などの項目を選択します。
音量の調整にある②[録音]部分が選択できない場合は、①[ミキサーデバイス]を変更します。
4. [録音コントロール]画面で[ステレオミキサー]の[選択]にチェックを入れ、音量を70%~80%程度に設定すると、音声の録音が可能になります。
- SoundMax HD Audioを使用していますが、音量のプロパティでStereo Mixが見つかりません。
SoundMax HD Audioの一部の機器では、ステレオミキサーに対応していないため、どの録音プログラムでも使用できません。
- サンプルをコンパイルして実行すると、「d3dx9_xx.dllが見つからないため、プログラムを実行できません。」と表示されます。
DirectX SDKから該当ファイルをC:¥BCL¥binフォルダーにコピーして再度実行してください。
- サンプル実行時 「Direct3Dデバイスの作成に失敗しました。("Failed creating the Direct3D device.")」というエラーメッセージが表示され、実行できません。
サンプルはもともとDirectX SDKのサンプルの中のShadowMapプログラムを修正したものです。
該当サンプルはグラフィックボードが3Dアクセラレーションに対応していない、あるいは一部の機能が不足している場合、正常に動作しないことがあります。
しかしながら、Bandicamキャプチャーライブラリーは、これとは関係なくD3D9に対応しているすべてのプログラムで正常に動作します。
- Bandicamキャプチャーライブラリーを同梱してプログラムをリリースしたいのですが、インストーラーにどのファイルを入れれば良いのでしょうか?
bdcap32.dll, bdcore32.dll, vcomp90.dllの3つのファイルが貴ソフトウェアと同じディレクトリにインストールされます。
- Bandicamキャプチャーライブラリーを購入すると、複数のアプリケーションに使用できますか?
Bandicamキャプチャーライブラリーは1ライセンスにつき1つのタイトルでのみご利用いただけます。
たとえば、「めちゃめちゃおもしろいゲーム2」で使うために購入された場合、「めちゃめちゃおもしろいゲーム3」で使うには、1ライセンスを追加で購入していただく必要があります。
詳細については、メールにてお問い合わせください。
- 購入後にBandicamキャプチャーライブラリーが更新された場合、引き続き使用できますか?
Bandicamキャプチャーライブラリーをご購入いただくと、アップデートされた最新版を常にご利用いただくことができます。アップデートせずに旧バージョンを引き続きご利用いただくこともできます。
- USBのサウンドカードを使っていますが、キャプチャーした動画に音声が入っていません。
下図のように、USBサウンドカードを使用した場合、技術的に録音が不可能となっております。オンボードのAC97サウンドカード出力に設定の上、ご利用ください。
- エンコードされた動画の情報を知りたいです。
下記のソフトウェアをダウンロードしてご利用いただくとご確認いただけます。
- MPEG-1ビデオコーデックとは何ですか?
Bandicamキャプチャーライブラリーはバージョン1.2からMPEG-1ビデオコーデックに対応しており、これをデフォルトのコーデックに設定しています。
MPEG-1ビデオコーデックには、次のような利点があります。
MPEG-1ビデオコーデックは、ISO/IEC規格のビデオコーデックであるため、ffmpegやmplayerなどをはじめとする数多くのプログラム、YouTubeをはじめとするほとんどの動画サイトで、このコーデックで圧縮されたファイルを再生できます。
圧縮効率が非常に良いのが特徴です。MotionJPEGに比べ最大5倍以上の圧縮効率を誇り、キャプチャーした映像のファイルサイズを非常に小さくおさえることができます。
MPEG-1ビデオに関するすべての特許は、すでに有効期限が切れているため、コーデックのライセンス料が不要となっています。制限なく営利、非営利での利用が可能です。
- MP2(MPEG-1 Layer 2)オーディオコーデックとは何ですか?
Bandicamキャプチャーライブラリーはバージョン1.2からMPEG1 Audio Layer2(以下MP2)オーディオコーデックに対応しており、これをデフォルトのコーデックに設定しています。
MP2オーディオコーデックには、次のような利点があります。
MP2オーディオコーデックは、ISO/IEC規格のオーディオコーデックであるため、ffmpegやmplayerなどをはじめとする数多くのプログラム、YouTubeをはじめとするほとんどの動画サイトで、このコーデックで圧縮されたファイルを再生できます。
圧縮効率が非常に良いのが特徴です。MP3コーデックに比べ圧縮効率は20〜30%劣りますが、従来のBandicamキャプチャーライブラリーで使用していたPCMに比べ最大8倍程度の圧縮率を誇り、高音質でもファイルサイズが大きくなるのを防ぎます。
MP2オーディオはMP3オーディオコーデックとは違い、関連するすべての特許の有効期限が切れているため、コーデックのライセンス料が不要となっています。制限なく営利、非営利での利用が可能です。
- MotionJPEGコーデックとは何ですか?
MJPEG(MotionJPEG)は映像の各フレームを1つのJPEGファイルとして保存したビデオコーデックです。コーデックの実装が容易で、ほとんどのシステムで専用のコーデックをインストールをせずに再生することができます。
MJPEGは特許の有効期限が切れているため、コーデックのライセンス料が不要となっています。しかしながらコーデックの圧縮効率の面では利点がないため、特別な目的以外には広く使われていません。
MJPEGコーデックは動画編集用に使用するのに適しています。
- MPEG-4ビデオコーデックとは何ですか?
Bandicamキャプチャーライブラリーバージョン1.1まではMPEG4ビデオコーデックに対応していますが、特許の問題などによってバージョン1.2からは対応しておりません。
既存のBandicamキャプチャーライブラリーで使用していたMPEG4ビデオコーデックは、エンコード速度の問題により内部のいくつかの重要なアルゴリズムを削除したため、映像の圧縮効率があまり良くなかった、むしろバージョン1.2から追加されたMPEG1ビデオコーデックよりも圧縮効率が悪い場合もありました。
MPEG4ビデオコーデックを使用したい場合に、BLCライセンス購入時にMPEG4 VISUALのような映像コーデックをエンドユーザーに配布することができるライセンスは含まれておりませんので詳細については、MPEG4 VISUALの特許を管理しているMPEG LAに別途お問い合わせをしてください。
MPEG LAとMPEG4 VISUALについては、以下のリンクをご確認ください。
MPEG LA
- 動画キャプチャー時にフレームレートが30fpsに固定されます。
Bandicamキャプチャーライブラリーは、スムーズに動画キャプチャーを行うためにゲームのフレームを制限する機能を実装しています。
IBandiCapture :: SetMinMaxFPS()インターフェースを使用すると、フレームレートの制御が可能です。
詳細については、
ヘルプをご確認ください。