動画を保存したり制作したりする際に設定する、画面サイズ(解像度)、フレームレート、画質、ビットレートなどは上げれば上げるほど、画質は向上しますがファイルサイズが大きくなります。 動画のファイルサイズが大きいと、保存先のSSDやHDDの空き容量を圧迫し、Bandicutで編集時にディスク容量不足のエラーメッセージが表示される原因になったり、ネット上やクラウドサービスを使って動画ファイルを共有するのが困難になるなどの不都合が生じます。 そういう時にはBandicutの変換モードを使うと、動画の利用目的に応じて画質を維持しつつ、ファイルサイズを小さくすることができます。
変換モードを選択、H264コーデックを選択し、下記のいずれかの方法で変換出力します。
元のファイルに応じて設定をすることで、ファイルごとに画質を落とすことなく、ファイルサイズをおさえるための最適な設定を行うことができます。少し面倒ですが、画質を重視する方向けです。
元のファイルが変わっても設定を変えず、そのまま使いたい方向けです。1~3をお試しいただき、最も効率の良い設定を行ってください。どの設定を使っても多少の画質の劣化は避けられません。
画質 | ファイルサイズ |
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80(初期設定) | 45.3MB |
60 | 24.7MB |
50 | 18.7MB |
画面サイズ(解像度) | ファイルサイズ |
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2560*1440 (元のファイル) | 45.3MB |
1920*1080 | 25.3MB |
1280*720 | 13.0MB |
フレームレート | ファイルサイズ |
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30(元のファイル) | 36.8MB |
15 | 26.8MB |
Bandicutで異なる画面サイズ(解像度)の動画ファイルを結合する場合、初期設定では最初の動画の画像サイズに合わせて結合されます。 最初の動画の画面サイズが2560*1440、2つ目の動画の画面サイズが1280*720の場合、2560*1440になり、2つのファイルのサイズの合計よりファイルサイズがかなり大きくなることが予想されます。 このような場合、Bandicutの[変換モード]の画面サイズの設定を[オリジナル]から[1280*720]に設定することをおすすめします。