Bandicutで区間設定を正確に行うには

Bandicutの区間出力やCMカット、結合、分割などの機能の使い方は、»Bandicutの使い方をご覧ください。


Bandicutのメインウィンドウで、残したい区間の開始位置と終了位置の時間を入力するか、マウスホイール、上下の矢印ボタンで指定したあと、開始位置設定ボタン([)と終了位置設定ボタン(])をクリックします。


Bandicutの再生コントロールパネルで出力する区間を設定する手順

[再生コントロール]で区間を設定

  • 1. 再生コントロールパネルを使って再生し、出力する区間を確認します。

    • 前のキーフレーム: 前のキーフレームの位置まで移動
    • 前のフレーム: 前のフレームの位置まで移動
    • 再生/一時停止: 動画の再生と一時停止
    • 停止: 動画の再生を停止
    • 次のフレーム: 次のフレームの位置まで移動
    • 次のキーフレーム: 次のキーフレームの位置まで移動

    Bandicutはフレーム単位で動画の編集ができます。

  • * [用語解説]フレームとキーフレーム

    • フレーム(Frame): 動画を構成する静止画の1枚1枚をさす。30fps(1秒あたり30フレーム)の動画の場合、1秒間に30枚の静止画が含まれる。
    • キーフレーム(Keyframe): フレームの中でもシーンチェンジなどの重要なフレームや、再生位置の移動(シーク)をすばやく行うために、定期的に映像に記録されるものをさす。30fpsの動画でシーンチェンジが1秒間に5回ある場合は、キーフレームは5つとなる。
  • 現在選択されている区間を確認します。

  • 再生、区間再生しながら、スライダーを動かして区間を選択します。

  • [区間開始位置設定]ボタンと[区間終了位置設定]ボタンを使って、保存する区間を確定します。

  • 区間開始位置と区間終了位置を、さらに細かく設定します。

    区間開始位置と区間終了位置の微調整 [時 : 分 : 秒 : フレーム]の各項目をハイライトさせたあと、数字を直接入力する、マウスホイール、上下の矢印ボタンのいずれかの操作で、区間開始位置と区間終了位置の微調整ができます。 ハイライトさせて微調整する
  • [区間再生/一時停止]、[区間再生停止]ボタンを使うと、設定した区間の再生を確認できます。

  • 複数の区間を設定したい場合は、区間を追加してから、1~5の手順を繰り返します。


高速モードで、設定どおりの区間が正確に切り出しできない場合

[高速モード選択時は常にキーフレーム単位で編集を行う]にチェックが入っていると、高速モード選択時に、指定した区間よりキーフレームが優先されるため、指定通りにフレーム単位での出力ができません。

[高速モード選択時は常にキーフレーム単位で編集を行う]のチェックを外した状態で出力すると、設定通りにフレーム単位で正確に出力できるようになります。 キーフレーム単位で編集を行うオプション


動画の区間設定がうまくいかない場合

上記の方法でうまく設定できない場合は、動画にキーフレームが存在しないか、データが破損している可能性が考えられます。 この場合、そのままでは動画の区間設定はできません。区間設定をせずに、[高速モード][変換モード]で一度出力し、そのファイルをBandicutに入力すると区間設定ができるようになります。


前のフレームに移動できない場合

[前のフレーム]ボタンが正常に動作しない場合、[前のキーフレーム]をクリックするか、再生時間を1秒以上前に戻してから[次のフレーム]ボタンをクリックし、区間設定を行ってください。


関連FAQ