H264 (Intel® Quick Sync Video)の使い方

インテルQuick Sync video Bandicutは、Sandy Bridge以降のIntel CPU(i3/i5/i7)に搭載されているIntel HD GraphicsのQuick Sync Videoに対応しています。
インテルクイックシンクビデオのH.264エンコーダーにより、システムの負荷を減らしながらも高画質・高圧縮・高速で動画を編集できます。編集された動画はH.264というコーデックで圧縮されます。
[H264 (Intel® Quick Sync Video)]を使用するには、Intel HD Graphicsを有効にする必要があります。マザーボードのグラフィック出力端子をモニターに接続する、あるいはディスプレイの追加の操作を行うことによって、Intel HD Graphicsを有効にすることができます。
[H264 (Intel® Quick Sync Video)]はグラフィック機能を搭載したCPUで、Windows 7以上のOSで使用できます。

H264 (Intel® Quick Sync Video)の使い方

  1. Intel公式サイトから最新版のグラフィックス・ドライバーをインストールします
    Intel® グラフィックスドライバーのダウンロード
  2. Bandicutで[H264 (Intel® Quick Sync Video)]を選択します
    Bandicutのメインウィンドウで[スタート]ボタンをクリック後に、[出力設定]画面で[変換モード]を選択し、[変換モード詳細設定]画面の[コーデック]で[H264 (Intel® Quick Sync Video)]を選択すると、インテルクイックシンクビデオのH.264エンコーダーによってシステムへの負荷を軽減し、圧縮率が非常に高い設定で、画質の劣化をおさえて効率的に保存します。
    Bandicutはインテルのクイックシンクビデオに対応
    [H.264オプション]をクリックすると、プロファイルを、自動、Baseline、Main、Highのうちから選択できます。その他の設定については、Bandicutの[変換モード]をご参照ください。

Bandicutに[H264 (Intel® Quick Sync Video)]が表示されない場合

Bandicutで[H264 (Intel® Quick Sync Video)]が表示されない場合は、次の事項を確認してください。

  1. [H264 (Intel® Quick Sync Video)]はWindows 7以上で使用できます。
    Windows XPやWindows Vistaでは[H264 (Intel® Quick Sync Video)]がコーデック画面に表示されません。
  2. [H264 (Intel® Quick Sync Video)]はBandicut1.0.1以上で使用できます。
    Bandicut公式サイトのダウンロードページからBandicut最新版をダウンロードし、インストールします。
  3. [H264 (Intel® Quick Sync Video)]はグラフィック機能を搭載した最新CPUでのみ使用できます。
    • Quick Sync video対応モデル:第2世代以降のi3、i5、i7プロセッサはほとんどがQuick Sync videoに対応していますが、第1世代のi3/i5/i7プロセッサと第2世代以降のモデルのうち一部はQuick Sync Videoに対応していません。
    • Quick Sync videoに対応しているかどうかはhttps://ark.intel.com/ja/#@PanelLabel122139で確認できます。
  4. Intel® ホームページから最新版のグラフィックドライバーをダウンロードし、インストールします。
    Intel® グラフィックスドライバーのダウンロード
  5. [H264 (Intel® Quick Sync Video)]を使うには、PCのBIOS/CMOS設定でCPU搭載グラフィック機能(Internal Graphics)を有効にしておく必要があります。
    CPU搭載グラフィック機能有効

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