Bandicamの[画面録画モード - フルスクリーン]キャプチャー機能は、パソコンの画面録画を行う際にPCのディスプレイ全体を録画したいときに使います。マルチディスプレイ環境では、録画可能なディスプレイが[ディスプレイ1]、[ディスプレイ2]というようにメニューに表示され、その中で選択したディスプレイ1つの画面を録画します。
フルスクリーン(ディスプレイ全体)を録画対象とする場合、[画面録画モード - フルスクリーン]キャプチャー機能のほか、指定領域キャプチャーのフルスクリーン、マウス周辺キャプチャーのフルスクリーンを選択しても録画が可能です。
オンライン講義用のビデオ教材作りやプレゼン資料の動画制作に、フルスクリーンキャプチャーとWebカメラオーバーレイ機能を組み合わせると、クオリティの高い動画を簡単に制作できます。フルスクリーンキャプチャーで録画中には、Webカメラの位置を変えたり、Webカメラを最大化表示に切り替えることができます。 また、[Webカメラ映像を別のファイルに保存する]、[キャプチャー画面にWebカメラ映像を表示する]、[Webカメラ映像の表示・非表示ホットキー]オプションをすべて有効にしてから録画を開始し、録画中に指定したホットキー(初期設定ではTabキー)を押すと、押すたびにWebカメラを表示したり非表示にしたり切り替えができます。
画面録画中に線や四角を描いたり、蛍光ペンで書き込んだりできるリアルタイム描画機能やマウスクリック時のハイライトやアニメーション効果、効果音をつけるオプションを組み合わせて使うと、動画教材やPC操作のマニュアル作り、プレゼン資料などを録画後に編集することなく効率よく制作できます。リアルタイム描画機能はキャプチャー待機中にも使用できるので、最初に必要事項を記入した状態から録画を始められます。
画面録画モード-フルスクリーンキャプチャーの場合は、ディスプレイ選択時に3秒間操作パネルが表示され、その後はディスプレイの最上部にマウスカーソルを持っていかない限り、操作パネルが表示されることはありません。
操作パネルを常に表示したくない場合は、[操作パネルを表示しない]オプションを使用してください。
また下記の方法でも、操作パネルが表示されるのを回避することができます。
指定領域キャプチャーの範囲指定枠ウィンドウはメニューから非表示にするか、ショートカットキーCtrl+Alt+Hで非表示にすることができます。このオプションが有効になっている場合、録画中にもPC画面上に表示されません。
フルスクリーン(ディスプレイ全体)をキャプチャー対象とする場合、画面録画モード-フルスクリーン、指定領域キャプチャーのフルスクリーン、マウス周辺キャプチャーのフルスクリーンのどれを選択しても録画できますが、マウス周辺キャプチャーのフルスクリーンを選択すると、録画開始時から範囲指定枠ウィンドウを含めずに画面全体を録画することができます。
Bandicamで録画中には、Bandicamのメインウィンドウの録画経過時間の表示、範囲指定枠ウィンドウの表示(枠が赤の状態)などいくつかの方法がありますが、メインウィンドウや範囲指定枠ウィンドウを表示しない状態で録画している場合は、タスクトレイで確認することができます。