製品案内 · 上級編 ハードウェアアクセラレーション » Nvidia® NVENC™ HEVC/H.264エンコーダー


Bandicamの最新バージョン(2.0.0以上)はNVIDIAグラフィックカードのNVENC技術に対応し、システムに負荷をかけずに高速で動画をキャプチャーできます。
NVIDIA社のグラフィックカードをご使用でしたら、最新版のグラフィックカードドライバー(バージョン334.67以上)をインストールし、[H.264 (Nvidia® NVENC)]エンコーダを使用することをおすすめします。

最新のNVIDIAグラフィックカード(GTX 600シリーズ以上)が搭載されたPCでは、グラフィックカードのGPUを利用したハードウェアアクセラレーションにより、システムの負荷を減らしながらも高画質・高圧縮・高速で動画をキャプチャーできます。 また、第2世代のMaxwellアーキテクチャが適用されたグラフィックカード(GTX 950以上)が搭載されているPCでは、NVENC HEVC/H.265エンコーダーを使うことができ、NVENC H.264エンコーダーより高い圧縮率で高画質の動画をキャプチャーすることができます。

HEVCとH.264ではどちらを選ぶべき?

HEVCは、動画のファイルサイズをおさえて高画質で効率よく圧縮できるのが最大のメリットですが、HEVCでキャプチャーした場合、再生できる動画再生ソフトが少ないため、ファイルの互換性の面でデメリットがあると言えます。 また、動画再生時にCPU使用量が上がり、動画がスムーズに再生できないこともデメリットの一つです。そのため、キャプチャーしたファイルの使い道や保存方法に応じて選択することをおすすめします。


HEVCとH.264の圧縮率の比較

1024x768の動画を1分間キャプチャーした場合のファイルサイズ、画質、保存速度は概ね次のとおりです。
コーデック ファイルサイズ 画質 速度 説明
HEVC (GPU) 23 MB
超高画質
高速
H.264よりも高圧縮
H.264
26 MB
超高画質
高速
PCへの負荷が少ない、高画質・高圧縮
(上級者に強く推奨)
H264
(High 4:4:4)
29 MB
超高画質
高速
高画質・高圧縮
再生ソフトとの互換性に欠ける(Windows Media Playerで再生不可)
H264
(High 4:4:4 ロスレス)
130 MB
最高画質
(ロスレス)

高速
- ロスレスコーデックYV12/RGBよりファイルサイズをおさえられる
- 再生ソフトとの互換性に欠ける(Windows Media Playerで再生不可)


Nvidia® NVENCの使い方

1. GeForceのNVIDIA公式サイトから最新版のグラフィックカードドライバーをインストール

- グラフィックカードドライバーのダウンロード:http://www.nvidia.co.jp/Download/index.aspx?lang=jp

2. Bandicamで[H.264 (Nvidia® NVENC)]、[HEVC(Nvidia® NVENC)]を選択

- Bandicamのビデオタブで[設定]ボタンをクリックし、[コーデック]で[H.264 (Nvidia® NVENC)]、[HEVC(Nvidia® NVENC)]を選択すると、H.264エンコーダーによって高速動画キャプチャーが可能です。
- H.264 (Nvidia® NVENC)エンコーダー、HEVC (Nvidia® NVENC)エンコーダーはPCへの負荷が少なく、高画質・高圧縮で保存したいときに最適です。(画質とファイルサイズの比較)
BandicamはNvidia® NVENCに対応しています。
  •  1   プロファイル - [H.264 (Nvidia® NVENC)]を選択した場合、プルダウンで選択可能なH.264プロファイルが表示されます。自動、Main、High、High 4:4:4、High 4:4:4の中から選択できます。グラフィックボードによっては、自動、Main、Highのみ選択可能です。
  •  2   VBR (Variable Bitrate) - ビデオ画質を基準 (推奨):VBRは動きの速い画面では高いビットレートでキャプチャーし、動きが遅いときは低いビットレートでキャプチャーすることで、ファイルサイズをおさえてくれる非常に効率的なビットレートモードです。
  •  3   CBR (Constant Bitrate) - ビットレート基準:CBR(Constant Bitrate)は常に一定のビットレートでキャプチャーする方式です(ファイルサイズが大きくなります)。
  •  4   使用するGPUデバイス - 使用可能なGPUが2つ以上ある場合、Bandicamでキャプチャーするときに使うGPUを指定することができます。
  •  5   キーフレームの間隔:150に設定すると150フレームごとにキーフレームが1つ作られ、1に設定すると全フレームがキーフレームとなります。1に設定した場合、ファイルサイズは大きくなりますが、動画編集ソフトとの互換性は高くなります。
  •  6   FourCCコード:H264は動画再生ソフトとの互換性が高く、X264は動画編集ソフトとの互換性に優れています。AVI形式で保存した動画をSony VegasやAdobe Premiereで編集する場合はX264を選択します。


Bandicamで[H.264 (Nvidia® NVENC)]、[HEVC(Nvidia® NVENC)]が表示されない場合

Bandicamで[H.264 (Nvidia® NVENC)]、[HEVC(Nvidia® NVENC)]がドロップダウンリストに表示されない場合は、次の事項をご確認ください。

1. Windows 7以上のOSで、Nvidia® NVENCに対応しています

- Windows XP、Vistaでは[H.264 (Nvidia® NVENC)]、[HEVC(Nvidia® NVENC)]に対応していません。

2. グラフィックカードがNvidia® NVENCに対応しているか確認します

- H.264 (Nvidia® NVENC)エンコーダーは、GeForce GTXデスクトップGPU 600シリーズ以上、またはノートパソコンGTX 660M、670MX、675MX、680Mと700Mシリーズ以上でNvidia® NVENCに対応しています。
- HEVC (Nvidia® NVENC)エンコーダーは、第2世代のMaxwell GM20x(GTX 950/960/970/980/Titan X、ノートパソコン用GTX 965M/970M/980M)、第4世代のPascal GP10x(GTX 1030/1050/1060/1070/1080/Titan X)でNvidia® NVENCに対応しています。 » 詳しく見る(英語版Wikipedia)

3. 最新のNVIDIAグラフィックカードドライバーをインストールします

- NVIDIAホームページから最新版のグラフィックカードドライバーをダウンロードし、インストールします。
- NVIDIA®グラフィックカードドライバーのダウンロード:http://www.nvidia.co.jp/Download/index.aspx?lang=jp

4. Bandicam最新バージョンに対応しています

- H.264 (Nvidia® NVENC)は、Bandicam最新バージョン(2.0.0以上)、HEVC (Nvidia® NVENC)は、Bandicam最新バージョン(2.4.0以上)に対応しています。
Bandicam公式サイトのダウンロードページからBandicam最新版をダウンロードし、インストールします。

関連FAQ

- Intel® Quick Sync Video HEVC/H.264エンコーダー
- AMD APP H.264エンコーダー
- 編集:キャプチャー動画を編集ソフト(Sony Vegas、Adobe Premiere)で使用しています。