ゲームキャプチャー、デスクトップ画面キャプチャーに最適なコーデック

ゲームキャプチャー、デスクトップ画面キャプチャーに最適なビデオコーデックは?

  • 圧縮率の高いコーデックを選ぶと、ファイルサイズは小さくなりますが、保存(エンコード)に時間がかかります。
  • 高画質のコーデックを選ぶと、高画質で保存することができますが、ファイルサイズは大きくなります。
  • 保存に時間がかからないコーデックを選ぶと、CPUの使用率を下げることができますが、ファイルサイズは大きくなります。
そのため、キャプチャーした動画をどのような用途で使うか、何で再生するかなど、ご自身の目的と用途に合ったビデオコーデックを選ぶ必要があります。


コーデックごとのファイルサイズ、画質、速度の比較

1920x1080の動画を1分間キャプチャーした場合のファイルサイズと画質は概ね次のとおりです。

* 内蔵コーデックを使用する場合

コーデック ファイルサイズ 画質 速度 説明
HEVC (GPU)
(NVIDIA NVENC,
Intel Quick Sync video)
33.5 MB
超高画質
高速
H.264よりも高圧縮
H.264
(NVIDIA NVENC, AMD VCE/VCN,
Intel Quick Sync video)
34.2 MB
超高画質
高速
PCへの負荷が少ない、高画質・高圧縮
(上級者に強く推奨)
H264
(High 4:4:4)
40.7 MB
超高画質
高速
高画質・高圧縮
再生ソフトとの互換性に欠ける(Windows Media Playerで再生不可)
H264
(High 4:4:4 ロスレス)
217 MB
最高画質
(ロスレス)

高速
- ロスレスコーデックYV12/RGBよりファイルサイズをおさえられる
- 再生ソフトとの互換性に欠ける(Windows Media Playerで再生不可)
Xvid 52.9 MB
高画質
普通
PMP、DivXプレイヤー、Galaxyシリーズのスマートフォンに適したコーデック
(すべてのユーザーに推奨)
MPEG-1 38.8 MB
高画質
普通
PCへの負荷が少ない、高画質・高圧縮 (推奨)
Motion JPEG 420 MB
標準
高速
動画編集に適したコーデック
YV12 5,210 MB
最高画質
超高速
ロスレスコーデック
RGB24 10,400 MB
最高画質
最も高速
ロスレスコーデック
  • ファイルサイズがどれだけ大きくなっても、速度が遅くても気にしないという場合、画質は次のとおりです。RGB24 = H.264 High 4:4:4 Lossless > YV12 > HEVC > H.264 > Xvid,MPEG-1 > Motion JPEG です。
  • H.264のエンコーダーはPCの性能によって異なります。(最新スペックのPCではH.264のエンコーダーがMotion JPEGより速い場合があります。)

1) ハードウェアアクセラレーションH.264コーデック(GPU)は、上級者に最適のコーデックです。

ハードウェアアクセラレーションH.264コーデックは、高圧縮で高画質かつ高速で動画を保存(エンコード)することができるコーデックです。 通常、H.264コーデックは、システムのリソースを多く使い、他のコーデックに比べ、保存(エンコード)速度が遅いため、リアルタイムな動画のキャプチャーには適していません。 しかしながら、ハードウェアアクセラレーションH.264コーデックは、保存速度の問題を解決してくれます。 ハードウェアアクセラレーションH.264コーデック(Nvidia® NVENC, Intel® Quick Sync video, AMD VCE/VCN)の保存速度は、高スペックのPCではMotion JPEGよりも高速です。

* まとめ: BandicamでH.264エンコーダーを使用できる環境であれば、[H.264]を選択することをおすすめします。


2) Xvidは、ほとんどのユーザーに最適のコーデックです。

Xvidは、他の多くのソフトウェア、アプリケーションおよびハードウェアで幅広く対応しており、ほとんどのCDプレーヤー、DVDプレーヤー、スマートフォン、スマートTV、PCの再生ソフトなどがXvidコーデックに対応しています。 XvidコーデックはMPEG-1よりも高速で保存できます。(MPEG-1に比べ、システムリソースをあまり使用しません。)

* まとめ: BandicamでH.264エンコーダーを使用できない環境であれば、[Xvid]を選択することをおすすめします。


3) MPEG-1は、Xvidに比べ、圧縮率が高いコーデックです。

MPEG-1は、互換性の高い非可逆圧縮オーディオ、ビデオフォーマットです。ほとんどの動画再生ソフトやYouTubeがMPEG-1コーデックに対応しています。MPEG-1コーデックは、他のコーデックに比べ、CPUの使用率をおさえ、高画質で保存できます。 (画質はXvidと同等です。)

* まとめ: Xvidと同じ画質でもファイルサイズを小さくしたい場合は、[MPEG-1]を選択することをおすすめします。


4) Motion JPEG (MJPEG)は、編集に適したコーデックです。

Motion JPEG(M-JPEGまたはMJPEG)は、各フレームを1枚のJPEG画像として保存するコーデックです。そのため、各フレームがキーフレームとして記録され、編集がしやすいというメリットがあります。キャプチャーした動画を、Sony VegasやAdobe Premiereなどで編集するユーザーにとって最適のコーデックです。

* まとめ: キャプチャーした動画を編集ソフトで、編集したい場合は、[Motion JPEG]を選択することをおすすめします。


5) YV12は、最高画質(ロスレス、無圧縮)で保存できるコーデックです。

YV12は無圧縮コーデックであるため、MPEG-1やXvidに比べ、高画質で保存できます。その分、MPEG-1やXvidに比べ、ファイルサイズは大きくなります。(同じく無劣化、無圧縮のRGB24よりは、ファイルサイズをおさえることができます。)

* まとめ: 最高画質で保存しつつ、ファイルサイズを少しでもおさえたい場合は、[YV12]を選択することをおすすめします。


6) RGB24は、最高画質(ロスレス、無圧縮)で保存できるコーデックです。

YV12は無圧縮コーデックであるため、MPEG-1やXvidに比べ、高画質で保存できます。その分、MPEG-1やXvidに比べ、ファイルサイズは大きくなります。(同じく無劣化、無圧縮のYV12より、ファイルサイズは大きくなります。)

* まとめ: 最高画質で保存し、ファイルサイズが大きくなるのを気にしない場合は、[RGB24]を選択することをおすすめします。


7) 外部コーデック

Bandicam内蔵コーデックを使ったときより高画質で保存したい場合や、ファイルサイズをもっとおさえたい場合は、Bandicamの[外部コーデック]オプションをお試しください。
ただし、外部コーデックはBandicamの内蔵コーデックより多くのシステムリソース(CPU、メモリ、グラフィックカード使用率など)を必要とするため、高スペックPCで使用することをおすすめします。

* 外部コーデックを使用する場合

外部コーデック ファイルサイズ 画質 速度 説明
x264 135 MB
超高画質
普通
高スペックPC向けの高画質コーデック
Xvid 315 MB
高画質
普通
PMP、DivXプレイヤー、Galaxyシリーズのスマートフォンに適したコーデック
Lagarith 1,400 MB
最高画質(ロスレス)
普通
動画編集に適したロスレスコーデック

Bandicamで外部コーデックを使う方法は、Bandicam内蔵コーデックと外部コーデックのページの[Bandicamで外部コーデックを使用する]をご覧ください。

* まとめ: 高スペックのPCでは、Bandicamで[外部コーデック]を利用することができます。



ゲームキャプチャー、デスクトップ画面キャプチャーに最適なオーディオコーデックは?

  • MP2(MPEG-1 L2)コーデックを使うと、ファイルサイズをおさえることができますが、動画編集ソフトなどを使う場合には互換性の問題が生じる場合があります。
  • PCMオーディオコーデックを使うと、最高音質で保存できますが、ファイルサイズは大きくなります。

そのため、キャプチャーした動画をどのような用途で使うか、何で再生するかなど、ご自身の目的と用途に合ったオーディオコーデックを選ぶ必要があります。


* コーデックごとのファイルサイズ、音質、速度の比較

ファイルサイズと音質、速度は概ね次のとおりです。

コーデック ファイルサイズ 音質 速度 説明
MP2(MPEG-1 L2)
高音質
高速
ほとんどのユーザーに最適のコーデック
MP3(MPEG-1 L3)
高音質
高速
ほとんどのユーザーに最適のコーデック
AAC
超高音質
高速
ほとんどのユーザーに最適のコーデック
PCM
最高音質(無圧縮)
超高速
編集ソフトを使うユーザーに最適のコーデック

1) MP2オーディオコーデックはほとんどのユーザーに最適のオーディオコーデックです。

MP2(MPEG-1 Audio Layer II)は、標準的なデジタル放送用の非可逆音声圧縮フォーマットです。MP2(MPEG-1 Audio Layer II)オーディオコーデックは、互換性の高いオーディオコーデックで、ほとんどの動画再生ソフトやYouTubeがMP2コーデックに対応しています。 MP2は、PCMに比べ、CPUの使用率をおさえ、ファイルサイズも小さくすることができます。
しかしながら、Sony Vegas、Adobe Premiere、Pinnacle Studioなどの動画編集ソフトは、MP2オーディオコーデックに対応していません。

* まとめ: 動画のファイルサイズをおさえたい場合は、[MPEG-1 L2]オーディオコーデックを選択することをおすすめします。


2) MP3オーディオコーデックはほとんどのユーザーに最適のオーディオコーデックです。

MP3(MPEG-1 Audio Layer 3)は、PC向けのオーディオフォーマットとして最も一般的です。


3) AACオーディオコーデックはほとんどのユーザーに最適のオーディオコーデックです。

AAC(Advanced Audio Coding)は、圧縮効率に優れ、同じファイルサイズではMP3より高音質で保存できます。
Sony Vegas、Adobe Premiere、Pinnacle Studioなどの動画編集ソフトも、AACオーディオコーデックに対応しています。

* まとめ: Windows 7以上のOSで、MP4形式で保存するときには[AAC]オーディオコーデックを選択することをおすすめします。


4) PCMオーディオコーデックは、編集に最適のコーデックです。

PCM(Pulse-code modulation)は、無劣化無圧縮のフォーマットで、PCのデジタル音声や、Blu-ray、CD、DVDなどで幅広く使用されているオーディオコーデックです。

* まとめ: ポータブルデバイスで動画を再生する場合や、動画編集ソフトでキャプチャーした動画の編集を行う場合は、[PCM]オーディオコーデックを選択することをおすすめします。



関連FAQ